身体に不自由のある方は、これからの生活への不安や財政面でも悩みを抱えているでしょう。ケアマネージャーは、そんな方が受けられるサービスの紹介や、申請のサポートを行うのです。
ケアマネージャーにとっても利用者さんにとっても、初回の面接は重要な役割を持っています。利用者さんのニーズをしっかりと聞き出し、必要なサポートや介護レベルがどの位なのかを見つつ、利用者さんと信頼関係を築けるように気を使う必要があります。
ほとんどの利用者さんは、初回の面接でとても緊張しています。そういう時は、まずケアマネージャーがリラックスしてお話をすることが大切です。場合によっては、方言まじりの敬語を使うのも良いでしょう。利用者さんに安心してもらって、どういうところで困っているのかをしっかりと聞き出します。
利用者さんに安心してもらうためには、何よりも笑顔が効果的です。ケアマネージャーの中には、鏡を見ながら笑顔の練習をしている人も居ます。その他にも、安心してお話してもらえるように、自分が想像する最も優しい人物を演じている人も居るそうです。
業務には関係が無いことのように思えますが、利用者さんとコミュニケーションをしっかり取れるか取れないかはとても重要なことなのです。
面談では、相手が理解しているかを意識しつつ話をすることが大事です。利用者さんだけでなく、できればご家族にも話を聞いてもらい、理解した上で話を進めるようにしましょう。
そして、ご家族の不安や悩みについても聞き出し、アドバイスやサポートをするのも業務です。ご家族と信頼関係を築くことで、利用者さんも安心して任せられるようになります。